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  子ども時代を大切に
 
 
大切にしたい子ども達の「今」
  見ていてほほえましくなる子どもらしい素直な絵。
それは生き生きした、子どもらしい子どもから生まれます。
このような絵の描ける環境が子ども達みんなにあったらどんなに幸せでしょう。自分を表現する方法はさまざま。文字によって、楽器によって、音声によって、立体によってと数ある中で、技術や方法を知らなくても今すぐ子どもが自分の心を自然に出せる場、それが子どもの絵です。
子どもの「今」の心を充分に表現させてあげましょう。

「上手な絵」より「よい絵」を!
  形そっくり上手に描くと「上手な絵」と云いがちで、描いた方も「絵が上手」と思い込むものです。しかし自分の心が動き、楽しみ、驚き、感動して描いた絵からは、形のいびつさ、色のはみ出しなんかを超え、子どもの息吹や感動がじかにじかに伝わってくるのです。このような絵が「よい絵」といえます。完成しきってしまった大人達はややもすると現在の自分の視点で子ども達の絵を評価しがちです。目線を子どもの位置に下ろし、かつて自分が子どもであった次元に戻り子ども達の絵を見てあげて下さい。つたない描き方、幼い描き方、細かな描き方、らんぼうな描き方、一風変わった描き方、それはその子達一人一人が発信している個性です。
「上手な絵」より個性のある「よい絵」を描かせてあげましょう。

自由で豊かな発想を!
  発明は思いがけない発想から生まれたりもします。
大人になっても必要な自由な発想は子ども時代に、より豊かに、より大きく育まれます。
素直な感動、理屈で判断しない柔軟な心、奇想天外な考え等子ども時代特有の豊かな発想が愉快な架空の世界を創り出し、絵に立体に表現を楽しんでいます。
普通ではありえない奇想天外なことだって絵でならいくらでも描けます。
自由な発想をどんどん拡げていける楽しい場が子ども達には必要です。

子ども達に自信を!
  人のまねして上手な絵をえがくことよりも、自分の考えで思った通りに描いた絵のほうが、ずーっと素晴らしいということを子ども達に伝えましょう。
描き方に自信が無く、人の描き方を気にしながら描く子は生活部分でも自信が持てないはず。
今の描き方をまず肯定し、よい部分を褒めながら伸ばしていくことが大切です。
描き方に自信のついた子は生活全般への自信となってつながります。